梅雨の季節かと思いきや、本日は真夏日でしたね。汗たらしながら、お仕事しておりました。
さて、本日ご紹介するのは、マツダ「MX-30」です!
マツダが発売する初の電気自動車(e-Skyactiv搭載車)。トヨタ RAV4 PHVと同様、世界的に売れ行きが爆発しているSUV市場に挑みます。
特徴的な観音開きのドアを採用!
マツダで「MX-30」のHPを観てみると、まず目に入るのがこの観音開き方式のドアです。マツダはこのドアのことを「フリースタイルドア」と呼称しております。機能面だけでなく、車を自由な発想で使う可能性を持っています。
私が最初このMX-30を観たときは、マツダ RX-8を思い出しました。RX-8は、マツダがかつて出していたスポーツカーでありますが、観音開き方式のドアを採用することで、家族4人でも出かけることができる新しいスタイルを作り出しました。MX-30でもこの方式が採用されたということは、改めて自由な発想で車を使って欲しいという開発者の思いを感じます。
導入開始は、欧州市場から!日本市場は後追いです・・・。
「MX-30」はすでにヨーロッパで予約が開始されております。生産は、日本の広島県 宇品第1工場とのことです。欧州仕様のスペックは、公式サイトに掲載されております。気になるバッテリー容量は35.5 kWhで、満充電時の航続距離で約200 kmになります。その有志は、youtubeの公式サイトにもCMが上がっております。フランス公式サイトで公開されているMX-30の価格は3万4400ユーロ(First Edition)です。2020年秋にヨーロッパで発売予定となっております。
日本より欧州市場が優先された背景としては、欧州における厳しいCO2排出規制があります。この規制により、各自動車メーカーが電気自動車の開発にしのぎを削っております。
日本で発売される「MX-30」はまさかのガソリン仕様か。
中国新聞デジタルによると、マツダは国内でのMX-30は、ガソリンエンジン車の先行販売を年内に計画している模様です。
電気自動車は、車両本体の価格がどうしてもガソリン車に比べ高くなってしまいます。そのため、ガソリン仕様の方を先行して販売することで下支えし、その後EV仕様を追加する目論見のようです。EV仕様にある先進的なデザインは購入欲求を高める分、ガソリン車で手軽に手を出しやすくしてくれるのは助かります。このデザインが現在販売している「CX-30」との棲み分けが上手にできるか、これから見ものです。
最近のマツダは、CX-3やMAZDA3に排気量1.5 Lのガソリンモデルを追加し、車両本体価格を引き下げております。昨年発表したMAZDA 3等のモデルのナンバリング戦略と高級化路線がまだうまくハマっておらず、コロナの影響で車の販売台数も減少していることからテコ入れを図っているようにも見受けられます。
私としてもマツダには高級路線を歩まず、庶民が手を出しやすい価格帯を維持するもしくは、その価格帯もラインナップに含め続けてほしくあります。これ以上、車の価格が上がってしまうと本当に買えなくなってしまいます(汗)。マツダのこれからが気になりつつ、本日はこの辺りで。
では。