最近は、欧州市場でのEV車やPHV車を取り上げきましたが、日本市場に目を向けますとプジョーの新型208が発売されました。こちらはガソリンモデルだけでなく、EVモデル「e-208」もラインナップに揃えられています。
プジョーはフランスの自動車会社です。フランスの車って内外装がオシャレなので、気になっておりました。オンライン発表会の映像は、youtubeにアップされています。
欧州カー・オブ・ザ・イヤー2020を受賞
新型208は、昨年欧州で発売していた車種です。当初も日本での発売について、述べており2020年夏頃登場とのことでした。今年に入ってからは、欧州のジャーナリストが選考する欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。ちなみに、受賞した車たちはこちらです。見事に上位3車種はEV車となっており、最近のトレンドを反映しています。
- プジョー208(281点)
- テスラ・モデル3(242点)
- ポルシェ・タイカン(222点)
- ルノー・クリオ(211点)
- フォード・プーマ(209点)
- トヨタ・カローラ(152点)
- BMW 1シリーズ(133点)
8年ぶりのモデルチェンジ!EV車を追加!
2代目となるプジョー「208」は、8年ぶりのフルモデルチェンジが行われました。最大の特徴は、先にも挙げたようにEVモデル「e-208」が追加されたことです。急速充電にも対応し、バッテリー容量の8割まで充電するのにかかる時間は、約50分です。急速充電は、充電設備を用意する必要があると思われますが、1時間かからずにここまで充電できるのは驚きですね。スマートフォンみたいです。
気になるバッテリーは50kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、フル充電状態で340km(WLTPモード、欧州仕様車)の航続距離を達成しています。300 kmを超えていますが、これが日本市場でどう受け止められるのか気になります。ちなみにリチウムイオンバッテリーは、8年間16万kmの保証付きです。欧州は、車を大切に乗るため走行距離が長くなるため16万キロという長距離を保証しているのでしょうね。
e-208に採用された高効率電動モーターは、最高出力100kW(136ps)、最大トルク260Nmのパフォーマンスを発揮。発進時から最大のトルクを発生するモーターの特性により、俊敏でスムーズな加速を楽しむことができます。
引用:プジョー公式HP
3D iコクピットを搭載!
皆さんは、デジタルのスピードメータに違和感があるでしょうか。私も最初ライズに乗ったときに、違和感がすごかったですが未来的でワクワクしたのを覚えています。新型208には「3D iコクピット」が搭載されています。これは、3次元表示対応となっており、手前の一層目に重要かつ安全に関する情報、二層目にそれらに準ずる情報が表示される。このシステムにより、ドライバーは情報に対して約0.5秒ほど反応時間を短縮する効果があるといいます。この3Dコクピットは、昨年日本で208が発表された際に私も実物を観たことがありますが、2重になっていることを確かめるため視線を変えてみてみましたが、これは面白い機能だなと思いました。
でもお高いんでしょう?意外と手が届く!
プジョーの公式サイトを覗いて、車体価格を観てみました。車両価格(消費税込)は、1.2L直列3気筒ターボエンジン搭載のガソリンモデル「新型208」が、「208スタイル」:239万9000円、「208アリュール」:259万9000円、「208GTライン」:293万円。ピュアEVの「新型e-208」が、「e-208アリュール」:389万9000円、「e-208GTライン」:423万円となっております。
EVモデルが約390万円で購入できます。いまならエコカーの補助金を使えばさらにお得に購入できることでしょう。
最後に、新型208のCMがyoutubeにアップされていましたのでご紹介します。3Dコクピットについては、こちらの映像を観たほうがわかりやすいと思います。
今日はこの辺りで。
では。