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【自動車】ダイハツ、「ロッキー」「ライズ」「レックス」の出荷停止指示解除だって

 タイトルの通りなのですが、ダイハツで「ライズ」の出荷停止が解除されたとのこと。

 ダイハツ工業は2月16日、同社の認証不正問題によって出荷が停止されている小型乗用車のダイハツ「ロッキー」、トヨタ「ライズ」、スバル「レックス」の3車種(いずれもHEVを除く)について、国土交通省による立会試験などの結果、道路運送車両法の基準に適合していることが確認されたことから、出荷停止の指示を解除されたことを明らかにした。

 同社では、今後、仕入先や販売会社と連携しながら、準備ができ次第、順次生産・出荷を再開していくとしている。

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 さて出荷はできるようになりましたが、生産を再開するかはまだわかりません。

ダイハツ工業の新体制

 先日、ダイハツはトヨタと共同会見を開き、今後の方針を公表しています。社長交代とのことでどういった動きになっていくのでしょうか。

ダイハツ工業とトヨタ自動車は2月13日、共同で会見。ダイハツ工業の新社長が井上雅宏氏(現トヨタ中南米 本部長)となる新体制人事を発表した。会見には、ダイハツ工業新体制 代表者 井上雅宏氏、トヨタ自動車 代表取締役社長 佐藤恒治氏が出席した。

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 今後のことで大事なこととしては、こんな感じかと素人的に考えています。

  1. 不正を起こさない体制を作る
  2. 上記に伴う開発納期の長期化
  3. 開発するリソースを絞るため、車種の選別

 企業で不正が起こった場合、また起こると考えるのが普通の感覚です。なぜなら、「今まで行ってきたから」。人間、慣れたことをやりたがるものです。一度行ったことは染み付いているもので、なかなか変わりません。今回トップが交代し、トヨタから来た方ということで変革の手腕が問われます。会見の中で気になったこととしては、このコメント。

 その考えのもと、改めて、ダイハツの事業領域を「軽自動車」に軸を置いた会社と定め、海外事業については、企画・開発・生産をトヨタからの委託に変更する方向で、詳細の検討を進めてまいります。

car watch トヨタ自動車代表取締役社長 佐藤恒治氏

 軽自動車に軸を置くということは、普通自動車である「ライズ」「ロッキー」「ルーミ」等はどうなるのでしょうか。開発主軸がトヨタとなり、ダイハツは生産のみになる??憶測の域を出ず、出荷停止が解除された今も不安の種となっています。

 ライズの再販を楽しみにしている方は、余談をゆるさない感じです。私は、ライズから乗り換えることが決まっており、下取り額が決まっているため今更どうしようもないのですが・・・。

 次は乗り換え先の車種について、記事にしましょうかね。今日はこのあたりで。 

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