以前から紹介していた新型コロナ対策の接触確認アプリ「COCOA」
当然ながら、感染者と接触があった場合は、アプリから通知されるのですが、少し問題がありました。
新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を知らせる国の接触確認アプリを巡り、通知が来て保健所などに連絡した人の8割が検査を受けられなかったことが日本経済新聞の調査で分かった。利用者の不満を受け、国は21日に希望者全員が無料で検査を受けられるよう決めたが、検査を広げるには課題も残る。
日本経済新聞
接触が通知されたため、念の為感染してないか検査を受けたいと保健所に行っても検査を受けられないケースがあったのです。
日経新聞がアプリ利用者に行ったアンケートによると(クリックでソース元へ)、感染通知があった120名のうち30名が保健所等に連絡しましたが、そのうち検査を受けられたのは5人だったそうです。
「通知が届いても、症状がなく、家族や知人に感染者がいなければ「14日間は体調の変化に気をつけてください」と表示されるだけ。
えーと、ほんとに通知するだけのアプリだったのですね。。。
通知を受けた人が保健所に連絡している割合も25%なのが気がかりなのですが、やはり具体的な指示がない仕方有りませんね。
自覚症状によっては検査を受けられる場合もありますが、自費での検査となるケースもあったようです。とりあえず、アプリを作っただけになっていたようで残念ですね。
これを受けて厚生労働省から全国の保健所に対し、通知を受けた人は症状の有無に関わらず検査対象とすることを改めて通知しました。
今後は、症状の有無に関わらず検査を受けられるようなので安心下さい。
ちなみに8月21日時点でのダウンロード件数はおよそ1416万件。この接触通知アプリは人工の60%以上が利用しないと効果が発揮されないため、ダウンロードをされていない方は、ぜひ。
では。