日常

え?私のお小遣い低すぎ?日本会社員の小遣い事情(2020年)

 本日は、お小遣いの話です。

 私は独身サラリーマンなので、会社からの給与所得から日々どれだけお小遣いに回すのかは、自由に設定しております。例えば、貯金にして車を買ってみてたりパソコンやスマホを買い替えたりなど気ままに生活しております。

 一方で、妻子を持った方は、家族の生活のため給与の使い道が限定されてしまいますね。知り合いは、月々のお小遣いが3万円でした

 私も将来的に家庭をもつ可能性があるため、月々のお小遣い3万円は意識しお金を使っております。例えばお昼代や、スマホ代、ガソリン代などをアプリで記録しています。

 さてさて、世の中のサラリーマンのお小遣い事情はどうなっているか今回ご紹介していきます。よそはよそ、うちはうちということになるかと思いますが参考にしていきましょう。

 新生銀行グループは「2020 年サラリーマンのお小遣い調査」を行い、その結果を公表しております。PDFデータはこちらです(新生銀行グループ)

 男性会社員の方に着目し紹介していきますが、女性の方の調査結果も記載されているため、気になる方はPDFデータをご覧ください。

平均小遣いの推移

 まず1978年から2020年までの平均お小遣いの推移になります。これによると、1990年をピークにお小遣いが減少傾向にしていき、2011年ころからほぼ横ばいとなっております。一方で日経平均は、2011年から回復・上昇傾向にあり、日々のお小遣いと日経平均が結びついていないということになります

平均小遣いと日経平均の推移

2020年、毎月の小遣い平均は上がった!

 ※ 調査結果は、2020年6月に公表されています。コロナの影響はすべて反映しきれていないので、参考程度に見てみましょう。

 男性会社員の毎月の平均お小遣い額は39,419円と、前年より2,672円増加し、2018年並に回復しております。特に20代、50代の方の増加率が良いです。一番お小遣いが少ないのが40代となっておりますが、これは家のローンや教育費が重なり安いと推察します。女性の方は、30代の方は上昇傾向しましたが、その他の年代はほぼ変化なしです

会社員の小遣い(年代別平均)

2020年、残業代は減少or変化なし

 お小遣いは増えたようですが、残業代に関しては厳しいものがあります。近年働き方改革により、残業時間の減少、有給消化率の増加により、本業の働く時間は減少傾向にあります。日本人はもともと働き過ぎという声もありますが、残業代がないとローンや教育費が確保できない方もおられるのではないでしょうか。

 直近では、コロナの影響により世界経済は大打撃を受けています。その影響で残業代カットに乗り出す企業が多くあり、私もその影響を受けました。残業代・ボーナス頼みで車のローンを支払っていくのは危険ですね(汗)。今後は在宅ワークも進み、ますます残業代を得られなくなるでしょう。他にもお金を稼ぐ術が試されている現在です・・・。

男性会社員の残業代変化(2020年)

男性会社員の月々の出費は?

 3大出費は、「携帯代」、「昼食代」、「車関係・ガソリン代」です。

 あくまでも平均のため当てはまらないということもあると思いますが、「車関係・ガソリン代」の必要額が10,784円となっており、この金額だと保険代+ガソリン代でしょうか。これに車のローンがもしあった場合は、「昼食代」、「嗜好品代」、「ファッション費用」などを削るのでしょうか。

 私の場合、保険代+ガソリン代+ローンで月々32,000ほどを車関係に使っていたため、まだまだお財布の引き締めが足りないことがわかりました。

 調査結果には、この他にも収入を増やすために資産運用をしている割合や、生活の中で削っているコストについても含まれており、日々の生活を見直すには良い資料になっていると思います。

 コロナで小遣い事情が変化していくことから、少しでも生活を維持・向上させてゆくうえで私はお金の勉強は必須だと考えています。資産を守り・増やしつつカーライフを楽しみたいので、頑張っていきます。

 では。

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