東京でのコロナ感染者数は、4日連続で30名を超えております。自粛解除されたたため、私もお出かけしておりますが感染の不安は残っております。
皆さん、ご存知かもしれませんがコロナ対策の一環として、あるアプリが6月19日にリリースされています。
その名も「新型コロナウィルス接触確認アプリ」。そのまんまですね。
6月21日17時点でのダウンロード数は、「241万件」です。
接触確認アプリとは?
このアプリは、厚生労働省から提供されています。厚生労働省のHPにQ&Aがありました。
利用者ご本人の同意を前提に、スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、お互いに分からないようプライバシーを確保して、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受けることができます。なお、本アプリはApple社とGoogle社が提供しているアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)を元に開発しています。
引用元 厚生労働省 HP(クリックでリンク先へ)
つまり、ブルートゥースを利用して、隣人との接触を記録するアプリのようです。開発元には、Apple社とGoogle社が提供しているAPIを使用しています。コロナの感染拡大防止のため、両者がアプリケーションの開発をしているのは小耳にはさんでいましたが、今回はそれを用いて作成されたアプリのようです。Apple社とGoogle社は、ともに世界を代表するIT企業で、iPhoneとAndroidと今では生活に欠かせないスマートフォンの開発・販売に携わっています。
具体的にはどうやって接触を確認しているのか?
厚生労働省のHPを参考にすると、スマートフォンのブルートゥースと呼ばれる無線通信機能を用いているようです。この通信機能は、比較的に短距離の通信に用いられ、例えばイヤホンやマイクなどと無線通信したい際に使用されています。最近では低電力化が進んでいるため、電池が持たない方以外は常にオンにしておきましょう。そうしないと接触履歴が残らないので(汗)
スマートフォンの近接通信機能(ブルートゥース)を利用して、ほかのスマートフォンとの近接した状態(概ね1メートル以内で15分以上)を接触として検知します。近接した状態の情報は、ご本人のスマートフォンの中にのみ暗号化して記録され、14日が経過した後に自動的に無効になります。この記録は、端末から外部に出ることはなく、利用者はアプリを削除することで、いつでも任意に記録を削除できます。
引用元 厚生労働省 HP(クリックでリンク先へ)
個人情報の保護は大丈夫なのか?→心配無用
どの人と接触したかを履歴として残ってしまうため、プライバシーが保護されていないと心配してインストールされていない方もおられるようです。個人情報の扱いについては、以下のように行っております。
氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人の特定につながる情報を入力いただくことはありません。他のスマートフォンとの近接した状態の情報は、暗号化のうえ、ご本人のスマートフォンの中にのみ記録され、14日の経過した後に自動的に無効になります。行政機関や第三者が接触の記録や個人の情報を利用し、収集することはありません。
アプリのインストールは、以下のリンク先から行えます。
Androidの場合(グーグルプレイ):
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.mhlw.covid19radar
iPhoneの場合(App Store):
https://apps.apple.com/jp/app/id1516764458
アプリのインストール
アプリのダウンロード後の起動する際に確認したい点は
- アプリの使用に関して同意する
- 位置情報を取得するためブルートゥースの機能を「オン」にする
- GPS機能をオフにしないこと(アプリの動作を阻害します)
- 発熱などの症状が発生した場合、アプリを起動し指示に従うこと
- 通知は1日1回なので、そのとき対処しましょう。
アプリのダウンロード数は「241万件」となっております。このアプリは、ダウンロード数が増えるほど効果を発揮します。逆に言うと、数が増えないと意味がないので、ご自身の周りの方にもダウンロードを推奨していきましょう。
では。