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スズキの新型SUV「アクロス」 トヨタ RAV4 PHVのOEM車

 大人気で、国内販売計画月間300台を上回る注文が入り、現在オーダーストップしているトヨタ RAV4 PHVがスズキにOEM供給されます(リンク先:Response)。

 トヨタとスズキは、2017年に業務提携を発表しており(クリックでスズキのニュースリリースへ)、今回のOEM供給が実現されました。

 国内ではオーダーストップしているRAV4 PHVですが、スズキで買うことができます。しかし、手に入るのは欧州市場に限定されます。何度かPHEV車や電気自動車の記事を挙げておりますように、欧州では排ガス規制が厳しくなっており、各メーカが対策に追われております。

 スズキもそのうちのひとつです。スズキは、スイフトスポーツジムニーといった車種に根強いファンがおりますが、ガソリン車のため排ガス規制をクリアできそうにありませんでした。そのため、RAV4 PHVを供給してもらい、排ガスの平均値(全車種のCO2排出量の平均値)を下げるのが狙いのようです。

 「アクロス」として、供給されるRAV4 PHVはフロントマスクが変更されております。好みはあると思いますが、スイフトスポーツを連想させるこのマスク、私はありです!

 アクロスは2020年秋に欧州市場で発売予定です。

出典:Response

 トヨタは、他のメータとの業務提携から、魅力的な車両を供給しあっています。自動車は、世界的にも減少傾向ではありますが、各メーカが協力しあってユーザが色んな車種を選べるのは嬉しい限りです。

 では。

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